第３講：Ｃ言語の元旦では無く、簡単な命令（scanf編）

弟子Ａ：おはようございます！
弟子Ｂ：オッス！オラ悟空！！
弟子Ａ：……。（ドラゴンボールヲタク……）
弟子Ｂ：何か言いた気な顔をしてるけど……？
弟子Ａ：何でも無いですよ……。
　　　　それよりも、師匠は何処に？？
弟子Ｂ：ボケて道場のある場所が分からなくなったとか……？？
弟子Ａ：まさかね……。

謎の人：おはようございます！！
弟子Ａ：……！！　誰ですか！あなたは……！？
弟子Ｂ：……ていうか、あんた誰？？
謎の人：……別に名乗る程の者ではないですが……
弟子Ｂ：だったら出てけよ！
謎の人：そういうわけにはいきません……。
　　　　　あなた達を鍛えて欲しいと師匠さんに頼まれましてね……。
弟子Ａ：……もしや！！師匠を！！
弟子Ｂ：じいさんをたぶらかしやがったな！！
謎の人：…………。
弟子Ｂ：どうなんだよ！！この変人！！
謎の人：……師匠さんは、急用で出かけなければいけなくなったそうだ。
　　　　　それよりも、弟子Ｂさん……
誰が変人じゃ！！ごるぁ〜〜！！
弟子Ｂ：そんな間合いでパンチを放つなど、アホ以……ゴファッ！！
弟子Ａ：……すごい！！拳を振っただけで、衝撃波を！！
謎の人：これに懲りたらくだらない事を言わぬことですね。
弟子達：……はい。
謎の人：では、このコードを書いて下さい。

#include<stdio.h>
void main(void)　　//main()でも良い。
{
　　　　printf("適当な数を入力せよ！\n");
　　　　int x;
　　　　scanf("%d",&x);
　　　　printf("今の数は%d\n",x);
}


弟子Ａ：あの……質問があります。
謎の人：……はい？
弟子Ａ：名前を教えて下さい。
謎の人：……弟子Ｂさんのように衝撃波を食らいたいのですか？
弟子Ａ：でも、名前を教えてくれなければ、何て呼べばいいんですか？
謎の人：……そうですね。私はＸＹＺって言います。
弟子Ａ：ＸＹＺ……？変な名……グフッ！！
ＸＹＺ：いちいちカンに障ることを言わないで下さい。
弟子Ａ：はい……すみません……

ＸＹＺ：できました？
弟子Ａ：はい！
弟子Ｂ：一応……。
ＸＹＺ：こうなってますか？

適当な数を入力せよ！


弟子Ａ：あれ？printf文が動きませんよ？
弟子Ｂ：当ったり前だろ？　入力を待ってるんだよ！
ＸＹＺ：弟子Ｂさん、正解です！！
　　　　scanf文っていうのは、入力を許可する命令です。
　　　　何らかのキーを押して、リターン押すまで、
　　　　次の処理を止めてしまいます。
弟子Ａ：成る程……
ＸＹＺ：使い方ですが、ダブルクォーテーション（""）の中に
　　　　%dなどを入れて、その外に、カンマ（,）とアンドマーク（&）と
　　　　代入したい変数を入れれば完成です。

ＸＹＺ：ちなみに、printf文も要領は同じです。
　　　　%dをダブルクォーテーションの中に入れて、変数を指定してやればＯＫです。
　　　　ただ、printf文は&は不要です。
　　　　今後、教えるものには、&が必要になってくるものもありますが、今は忘れて下さい。
　　　　あと、代入するものによって、扱うものが変わってきますので、下記表を参照してください。
型 使い道
%d 整数を扱う。
%f 浮動小数点を扱う。
%c 文字を扱う。
%s 文字列を扱う。


適当な数を入力せよ！
1
今の数は1


弟子Ｂ：ＯＫ！（半角の）1押してリターン押したらちゃんと動いたぞ！
弟子Ａ：あれ！？　とんでもない数が……。
ＸＹＺ：全角の数字を入力したからですね。
弟子Ａ：え！？
ＸＹＺ：全角の数字は、文字として扱われます。注意して下さい。



ＸＹＺ：あ……昼ご飯の時間ですね……。
　　　　私がカレーを作ったので食べて下さい。
弟子Ａ：ありがとうございます！
弟子Ｂ：ふぅ〜……。腹が減って死にそうや！
ＸＹＺ：ハイ！私特製の人面魚カレー！！
弟子Ａ：あ゛〜〜〜〜！
弟子Ｂ：何か、ネバネバしたものも入ってるぞ！
ＸＹＺ：ハイ！これは人面魚のエキスと納豆です！
弟子Ａ：あ゛〜〜〜〜！　何で人面魚なんか入ってるのですか？
弟子Ｂ：く、食うなよ……食ったら即死だ……
ＸＹＺ：さぁ、遠慮せずに食べて下さい！！
弟子Ａ：え、遠慮しておきます……！
弟子Ｂ：こんな味覚破壊兵器食えるか！！
ＸＹＺ：……今、私の愛情たっぷりの料理を破壊兵器って言いましたね……
弟子Ａ：な、なんか、ＸＹＺさんが額の辺りに影を……！
弟子Ｂ：げっ！　今の発言取り消し……！　ブレイクブレイク！
ＸＹＺ：誰が味覚破壊兵器ってゆうた〜〜！！
こうなったら、無理やりでも食わしたる〜〜〜！！
弟子Ａ：た……た……た……たすけて〜〜〜！！
弟子Ｂ：この人怪しい〜〜！！逃げろ〜〜〜！！



弟子Ａ：あ……あ……あ゛〜〜〜〜！！
弟子Ｂ：う……う……っ！！もう……らめ……


１時間後

ＸＹＺ：２人ともダウンしちゃいましたね〜〜〜
　　　　こんなご馳走、滅多に口に入らないのに、勿体無い人たちですね〜〜〜

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